Emptiness


《emptiness》2013
installation
half dome mirror acrylic, light
h1200×w600×d600(mm)

《emptiness》は二つのvoidを積み重ねた作品である。voidという作品同様、ボックス内の空間を反復するが、二つの箱は向きを変えて積まれ ることで、床面に模様を浮かび上がらせる。“emptiness”の名の通り、この箱の中には何もない、何もないけれども光と影によって景色は作られ反復 されていく。
これらの作品は、床に近いほどボックス内の景色を望むことができ、床から離れる程、鏡として作品の外の景色を映し出す。見る人の眼によってボックスの内側と外側の景色の境界は変わりつづける。